アザールの移籍が決定

 チェルシーはレアルマドリードとアザールの移籍について合意したことが発表されました。メディカルチェックを受け、個人契約が済めば移籍完了となります。
 移籍金は£88.5mですが、ボーナスを含めると£130mまで上がることとなります。ボーナスには試合数、獲得タイトル、バロンドールといった個人タイトルが含まれるとされています。
 £130mの移籍金は、プレミアリーグからの移籍としてはコウチーニョの£145mに次いでの高額移籍となります。
 レアルマドリードには週給がこれまでの2倍となる£400,000の5年契約で加入し、13日に会見が行われる予定です。
 アザールはCL優勝後の2012年にリールから£32mで加入し、チェルシーには7年間在籍しました。
 個人としては、チェルシーで352試合110ゴール91アシスト。
 獲得タイトルは、プレミアリーグ優勝2度、EL優勝2度、FA杯優勝、リーグカップ優勝、チェルシーの最優秀選手賞4度など。
 アザールがチェルシー加入を選んだとわかったときの興奮はいまだに覚えていますね。加入後すぐにチームの中心選手となり、チェルシーにあらゆるタイトルをもたらしました。ドリブルの凄さは言うまでもないですが、なんといっても相手からの激しい当たりにも簡単に倒れずファールを何度受けても果敢にチャレンジを辞めないプレーがアザールと他の選手との決定的な差だと思います。
 
 間違いなくチェルシー史上最高の選手の1人になりますし、個人的にはベストだと思っています。
 移籍はすごく残念ではありますが、まず7年間チェルシーでプレーを観られてのが嬉しいですし、アザールがクラブに全力を尽くしたことはサポーターはよく知っていることでしょう。レアルマドリードでのプレーへの憧れは隠していませんでしたが、併せて移籍するにしてもチェルシーにしっかりと移籍金を残す形で移籍する意思を示していました。
 ステップを踏んでの移籍で、また、最後はEL優勝をもたらすという非常に綺麗な形になりましたので、サポーターも納得の上での移籍かなと思います。
 チェルシーとしては、グラノフスカヤがしっかりと目標である£130mという移籍金を出させるよう交渉しました。こういうところはさすがなんですよね。あとはこのお金をどう使うかになりますが、ここは課題が山積みです。
 アザールについては感謝しかないですし、レアルマドリーでバロンドールを取るような活躍を期待したいです(チェルシーにもお金が入りますしね)。

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