Chelsea 【2-0】 Liverpool (2020.03.03 FA杯5回戦)

Chelsea:
Arrizabalaga 7.5
Azpilicueta 6.5, Rudiger 7, Zouma 6.5, Alonso 7
Kovacic 7 (Mount 6), Gilmour 8, Barkley 7.5
Willian 7 (Jorginho 6.5), Giroud 6.5, Pedro 6.5
Unused substitutes: Caballero, Batshuayi, Tomori, Anjorin
Caballero, Batshuayi, James, Tomori, Anjorin
Goals: Willian (13), Barkley (64)
Liverpool:
Adrian 4, Williams 6.5, Gomez 6, van Dijk 6.5, Robertson 6, Lallana 6 (Salah), Fabinho 5.5, Jones 5.5 (Milner 5.5), Minamino 5.5, Mane 6.5, Origi 5.5 (Firmino 5.5)
Unused substitutes:Lonergan, Salah, Oxlade-Chamberlain, Matip, Chirivella
Oxlade-Chamberlain, Lonergan, Matip, Chirivella
Bookings: Fabinho, Milner
(RatingはDaily Mailより)

 リバプール相手に会心の勝利でFA杯準々決勝進出を決めました。1点目はラッキーな形でのゴールだったものの、チェルシーがあと1,2点取っても全然おかしくない内容でしたし、大部分では満足できる試合でした。
 残念なのは、コヴァチッチとウィリアンがともにアキレス腱に問題が生じ、途中交代になったこと。負傷程度は今後診断していくこととなります。試合後の状況では、ウィリアンの方が怪我の程度は軽そうとのこと。両者とも早期復帰が求められます。
 スタメンはそれほど驚きがなく、ケパがやはり使われました。1つ意外だったのは、次3試合出場停止になるジョルジーニョがベンチになって、ギルモアが先発したこと。ファーストチームに呼ばれたアンジョリンとブロジャについては、アンジョリンはベンチ入りし、ブロジャはスタンドからの観戦になりました。
 スタートからリバプールに一気に押し込まれ、ヤバい展開になりそうな予感がしました。しかし、それを耐え抜いてからは、あまり大きなピンチを迎える場面はなく、また久々にゴールマウスに戻ったケパが堂々としたパフォーマンスを見せました。
 ケパは悔しい期間が続いていた中、気持ちが入ってプレーしていたこの試合で周囲を納得させる出来でした。先発復帰してもおかしくないですし、むしろケパがしっかりとレギュラーでプレーしてもらわないと上を目指す中で厳しいと思うんで、いいきっかけになってくれるといいんですが。
 この試合はリバプールが主導権を握っていましたが、いい位置でボールを奪って早い展開で相手ゴールを脅かす場面が作れていたと思います。
 その中でもギルモアが凄かったですね。この試合のMOTMとして、多くのところでギルモアが選ばれていますし、シアラーやグレン・ジョンソンなども賞賛したみたいです。
 
 線は細いですが守備でもタフに戦えており、ボールを持つと相手のプレスを簡単にかわして優雅にゲームメイクをしています。ジルーへのスルーパスなど点に直結する決定的なパスも出していたり、文句なしのパフォーマンスでした。
 ジョルジーニョがサスペンションでカンテが離脱中、コヴァチッチも負傷離脱するかもしれない危機的状況ですが、ここでスーパーなプレーを18歳の選手がしてくれたことは今後に向けて期待を抱かせます。
 ウィンターブレイク後に正式にファーストチームのメンバーになり、ランパードも高い評価をしているので、終盤戦の楽しみな存在になってほしいですね。
 
スタッツ(チェルシー:リバプール)
17 Shots 14
7 Shots on target 5
73% Pass Success  82%
55% Aerial Duel Success 45%
8 Dribbles won 14
16 Tackles 11
42% Possession 58%
421 Total Passes 588
11 Crosses 36
1 Through Balls 0
75 Long Balls 57
334 Short Passes 495
パス本数トップ3
アロンソ 50
ギルモア 49
リュディガー 46

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