チェルシー【2-1】ボーンマス(2024.05.19 PL38節)

試合結果23-24

出場選手とレーティング

レーティングはEvening Standardより

チェルシー

Chelsea:
Petrovic 7
Chalobah 7, Thiago Silva 7, Badiashile 6, Cucurella 7
Caicedo 8 (Ugochukwu 64 5), Gallagher 7
Madueke 8 (Gusto 64 6), Palmer 7 (Casadei 89), Sterling 7 (Nkunku 64 5)
Jackson 6

Unused substitutes: Bettinelli, Disasi, Colwill, Gilchrist, Chukwuemeka

Booked: Cucurella 28, Gusto 78

Goalscorers: Caicedo 17, Sterling 48

ボーンマス

Bournemouth: Neto; Aarons (Scott 69), Zabarnyi, Senesi (Kelly 84), Kerkez; Cook, Tavernier (Solanke 59); Semenyo, Christie, Kluivert (Ouattara 59); Unal (Billing 69)

Unused substitutes: Travers, Smith, Kelly, Faivre, Billing, Hill,

Booked: Semenyo 27, Kerkez 30, Senesi 80

Goalscorer: Unal (49)




Referee: Anthony Taylor
Attendance: 39,724

マン・オブ・ザ・マッチ

(PL公式よる投票結果)

スタッツ

チェルシー→ボーンマスの順

基礎情報

61.4 Possession % 38.6
6 Shots on target 5
16 Shots 22
731 Touches 540
529 Passes 319
25 Tackles 23
19 Clearances 17
6 Corners 5
0 Offsides 1
2 Yellow cards 3
5 Fouls conceded 9

パス情報

15 Crosses 20
1 Through Balls 2
70 Long Balls 48
462 Short Passes 276

パス本数トップ3

  1. バディアシル 62
  2. チアゴ・シウバ 56
  3. ギャラガー 53

基本ポジション

感想

ボーンマスに押し込まれる場面が多々ありながらも、カイセドのスーパーロングゴールとスターリングのゴールによって、終盤5連勝を達成。

最終順位は6位とし、自らの手でヨーロッパ行きの出場権を掴みました。

スパーズが勝利したためカンファレンスリーグ進出がひとまず確定。

あとは、FA杯の結果次第でヨーロッパリーグの可能性も残されています。シティがユナイテッドに勝利すれば、チェルシーがヨーロッパリーグ進出となります。



ブライトン戦からは2枚の変更。

ギュストに替わってチェルシーラストとなるチアゴ・シウバ。

脳震盪で出場不可となったムドリクに替わってスターリングが久々の先発。



チャロバーが右SBに戻ったため、ブライトン戦より前のククレジャ偽SB起用による攻撃時3バックシステムがより明確になりました。

相手のライン間でチェルシーがボールを受けることができ、序盤から積極的な入りをしました。

シュートチャンスが早々に生まれ、好調さを維持している様子が見られました。

先制点は驚きの形であり、ネトが前に出てクリアしたボールをカイセドが超ロングシュートで沈めました。

カイセドは、チェルシーでのプレミア初ゴールがスーパーゴールとなりました。



2点目を早く決めて最終戦は楽に見たかったのですが、なかなかオープンな展開が続きました。

チェルシーに追加点のチャンスがありますが、ボーンマスにやられそうになる場面も少なくありませんでした。

2点目はスターリングが巧みに決めて勝負ありかと思いきや、速攻で1点返されます。

ソランケに追いつかれるゴールを与えそうにもなりましたが、最後はなんとか守りきって危ういながらも連勝を伸ばし、非常にいい締めでシーズンを終えることができました。



試合後は、退団が決定しているチアゴ・シウバのセレモニーが行われました。

ガードオブオナーで家族とともに入場し、チェルシーの選手・スタッフに迎えられ、サポーターへのお別れメッセージがありました。

試合映像ではここまででしたが、最後には胴上げもあったようです。

非常に感動的なシーンでした。

在籍期間は4年間と決して長くはなく、チームとしてはCL優勝があった一方で苦しいシーズンが多かったのですが、チェルシーサポーターを虜にしたレジェンドとして去ることとなりました。

息子たちは引き続きチェルシーアカデミーに在籍するようなので、本人も言っていますが、別の形で再びチェルシーに戻ってくるのでしょうね。




1シーズン非常に苦しみましたが、終わってみれば悪くはないシーズンだったと言えるのかもしれません。

リーグは6位、カラバオカップ準優勝、FA杯ベスト4という結果。

開幕時の期待を踏まえるとリーグは不満が残る順位ですが、ボトムハーフにいることも決して短くなかったシーズンと考えれば、最後の巻き返しで最低限の順位につけることに成功しました。

ポチェッティーノの進退は間もなくわかるのだと思いますが、残留することが望ましいでしょうね。

不安定な時期があっても選手の信頼感は失っていなかったようです。

これが1番大事だと思いますし、それが最後の連勝につながったのだと思います。

万全なスカッドでどういったサッカーを見せるのか来季見てみたいです。



放出関係では、チャロバー、ギャラガーをまず残留させることが必須。

金銭面でどうなるかはっきりしませんが、戦力的にはかなり重要な二人です。

ローンに出しているケパやツィエク、ルカクの売却、信頼を失いかけているスターリングの処遇も検討か。

補強ではGK、CFをどう考えるかでしょうか。

次の試合

7月24日(水)アメリカツアーでレクサム戦

コメント