前回に引き続きまして、シーズン総括です。
ローン移籍した主要選手について評価したいと思います。
・ストフ ◎
主力の1人としてトゥエンテを優勝に導いたわけですから当然この評価です。
いい選手だなあ、とは思っていたもののこれだけやれるとは当初予想していませんでした。得意のドリブルでチャンスを演出するだけでなく、自らゴールを狙いにいく意識が高くなったように見えます。
来シーズンの動向が非常に気になります。チェルシーで定期的に出場機会が得られそうでないならば、もう1年、主力としてトゥエンテでCLに挑戦するほうがストフのためになると自分は思います。ガラタサライが興味を持っているという話はありますがそちらへの移籍はまずないでしょう。
W杯での活躍にも期待です!
・ライコビッチ △
今シーズンは怪我に悩まされました。復帰してからも定期的には出場できず、納得がいかないシーズンに終わってしまいました。
ただ、優勝を決める最終戦には出場しましたし、セルビア代表の最終選考まで残ることができましたし、ポジションな点もあります。また、最近チェルシーと契約も延長したようです。
・マンシエン ○
ウルヴスでは最終的に中盤の底のポジションでレギュラーを確保しました。
病気後はセンターバックのレギュラーを失ったものの、中盤にポジションを上げてからは安定した力を出すことが出来たようです。
ウルヴスは残留を希望していますが、チェルシーはどういう判断を下すのか。もう1年延長するのも悪くないでしょうね。
・ディ・サント ×
一時期は定期的に試合に出してもらえたのですが、チャンスを生かしきれず。年間1ゴールですから、期待外れと言わなければなりませんね。
もう1年チャンスを与えるのでしょうか。トゥエンテがローンを希望している話がありますので、そこでの活躍次第になりますかね。
・シンクレア ×
シンクレアは監督の信頼を勝ち取ることができず、十分な出場機会が得られませんでした。
シンクレアはもう厳しいかな。もう1年チャンスをあげていいと思いますが、もう一皮むけないと。
・コーク ○
前半戦はチャンピオンシップで活躍、後半はバーンリーでも定期的に出場。最終戦でプレミアリーグ初ゴールを決めました。
コークは今オフに将来に関しての決断を下す可能性が高いと思われます。ローンで転々クラブを渡っていくことに苦言を呈していましたし、チェルシーを離れる可能性は十分考えられます。
・バートランド ○
レディングでは不動のレギュラーとしてほぼフル稼働。リーグ戦9位、FA杯でリバプールを敗退にするというアップセットに貢献。
左SBにはファン・アーンホルトがいますし、アッシュの跡継ぎ争いは熾烈です。ぜひともプレミアのチームで経験を積んでもらいたいです。
今回もこのくらいで。総括はあと一回だけ更新する予定です。
コメント
ストフはもちろん、コーク・マンシェンも残って欲しいですね。
ストフ・マンシェンはローン延長、コークを戻して1年使ってみて、放出かどうか判断して欲しいですね。
ヨシノさん》
全員残って活躍してくれるのが理想像ではありますね。
若手の今後に関しては、アンチェロッティの考え、チーム事情によるところが大きいと思います。
チェルシーに残った場合も、主力の欠場の機会にインパクトある活躍をしなければなかなか使われることも多くならないでしょうし、実力はもちろんですが相当な運もなければ、チェルシーほどのビッグクラブでユース出身の若手がのしあがってくるのは難しいと思います。
ただ、有望な選手は多いことですし、誰かしら第二のテリーとなってくれることに期待しています。