Barcelona [3 – 0]　Chelsea

◎BARCELONA (4-4-2):Ter Stegen 7; Roberto 6, Pique 6, Umtiti 6, Alba 7; Dembele 7(Aleix Vidal 66 6), Rakitic 6, Busquets 6 (Andre Gomes 61 6), Iniesta 6 (Paulinho 55 6); Messi 9, Suarez 7
Subs not used: Cillessen, Digne, Vermaelen, Alcacer
Goals: Messi 3, 64, Dembele 20
Booked: Roberto 21
◎CHELSEA (3-4-3): Courtois 5; Azpilicueta 6, Christensen 6, Rudiger 6; Moses 7 (Zappacosta 67 6), Fabregas 5, Kante 7, Alonso 8; Willian 6, Giroud 6 (Morata 67 6), Hazard 7 (Pedro 82)
Subs not used: Caballero, Cahill, Emerson, Bakayoko
Booked: Willian 45, Giroud 50
（PlayerRatingはDailyMirroより）
バルサ：チェルシー
8　Shots　14
7　Shots on target　3
87%　Pass Success 　82%
62%　Aerial Duel Success　38%
13　Dribbles won　19
25　Tackles　19
56%　Possession　44%

　期待していた試合でしたが、結果は3ー0で破れてベスト16で敗退。
　まさに今シーズンを象徴するような試合。決定機は作ってもゴールは奪えない、そして、相手の決定機につながるような軽率なミスを連発しての失点。内容としては、悪くはないものの、勝てない。こんな試合が多い印象が強いです。
　以前は、内容が伴わなくても勝ちをしぶとくもぎ取れるのがチェルシーでしたが、最近は、うまくいかないですね。
　試合としては、上に書いたとおり軽率なミスによる失点で自らを苦しめました。１失点目は、クルトワがメッシのシュートを予期できず、股を抜かれての失点。メッシがすごかったのはそのとおりなんですけど、トップクラスのキーパーならば、絶対に止めてほしいシュート。あまりにもあっさりやられすぎて、唖然としてしまいました。
　チェルシーとしては、これでゲームプランを修正せざるを得なくなり、相手のエリア付近でボールを保持できる場面が増えました。流れとしては決して悪くはなく、チャンスは作れていたのですが、ゴールとなるにはあと一歩。予想外の先発だったジルーについては、これまで出た試合では好印象でしたが、肝心の今試合では力を発揮できず。ボールを収められず、ウィリアンなどとのコンビネーションも合わず、ジルーが絡んで試合テンポをよくするといったことは難しい試合でした。
　２失点目は、セスクのミスから。前半の２失点でかなり苦しくなりましたが、１点取ればあとは押せ押せになるだろうという期待感はありましたので、希望は失われていません。アロンソのＦＫがポスト直撃する等あと少しだったんですよね・・・。
　希望が失われたのは、３失点目。アスピリクエタのボールをメッシにかっさらわれたところからで、フィニッシュもメッシ。またもクルトワが股を抜かれて終焉。
　正直、その後は、試合を観る気力もだいぶ失われてしまいました。カンテは最後まで奮闘していましたが、他の選手は戦意を喪失し、交代選手も見所を作ることなく、ＣＬでの戦いは終わってしまいました。
　個人的には、２シーズンぶりのＣＬに期待していた（ベスト４あたりまで目指したかった）だけに、かなりショックです。やはりＣＬはハイクオリティで熱くなれる試合ばかりなんですよね。
　そして、やりきって負けるというのならば納得できる部分はありますが、もっとできただろ、何でなんだとモヤモヤ感は拭いきれません。
　残る目標は、ＰＬ４位以内とＦＡ杯の優勝の２つに。来シーズンにつなげるためにも４位以内は必須ですが、他チームとのかなり激しい戦いになるでしょう。５位につけるチェルシーとしては、勝ち続けて競合クラブにプレッシャーをかけ続けるしかないわけです。
　この敗戦を引きずるのはほどほどにして、今後は残りの目的のために戦いに続けるしかありません。