チェルシーは、ニコラス・ジャクソン(25歳)がアストン・ヴィラへ完全移籍したことを正式に発表しました。
ヴィラ側も加入を発表しており、移籍金は基本額£47.5m+アドオン£17.5m、最大£65mと言われています。
最大額まで到達した場合、アストン・ヴィラにとってクラブ史上最高額の補強となります。
2023年夏にビジャレアルから加入したジャクソンは、約3年間在籍したチェルシーを離れ、かつて自身を指導したエメリ監督のもとで新たなキャリアをスタートさせます。
最大£65mでヴィラへ完全移籍
移籍市場終盤に一気に進展したジャクソンの移籍が正式に決まりました。
Sky Sportsによればヴィラが支払う基本額は£47.5mで、成果などに応じた£17.5mのアドオンを加えると総額は最大£65m。
ヴィラが今夏フライブルクから獲得したマンザンビの£59.5mを上回り、クラブ史上最高額の取引となる可能性があります。
チェルシーは2023年夏にジャクソンをビジャレアルから約£32mで獲得しており、今回の基本額だけでも加入時の金額を大きく上回ります。
最大額まで条件を満たせば、加入時のおよそ2倍に相当する金額での売却です。
なお、ジャクソンのみではなく、チェルシーはギウ、DDフォファナも完全移籍で売却することが確実視されており、デラップ含め余剰戦力の現金化に成功。
チェルシーでは81試合30ゴール
ジャクソンは2023年6月にビジャレアルからチェルシーへ加入しました。
加入初年度は公式戦44試合に出場して17ゴール。
2024/25シーズンも13ゴールを挙げ、チェルシーでは公式戦通算81試合30ゴールを記録しました。
決定機を逃す場面が取り上げられ、決定力を巡って何度も批判を受けた選手でもありました。
しかし、一方ではスピードを生かした裏への抜け出しやボール運び、前線からの守備、周囲との連係など、単純な得点数だけでは測れない部分でチームに貢献していました。
実際、加入初年度の17ゴールはチェルシー加入1年目のドログバを上回る数字。
2つのタイトルを残してチェルシーを退団
ジャクソンはチェルシーでタイトルも獲得しました。
2024/25シーズンにはカンファレンスリーグとクラブワールドカップを制覇。
特にカンファレンスリーグ決勝のレアル・ベティス戦ではゴールを決め、タイトル獲得に貢献しました。
チェルシーも今回の退団発表で、ジャクソンが両タイトルを獲得したスカッドの一員だったことを紹介しています。
決して完璧なストライカーではありませんでしたが、チェルシーが復調していく過程を支えたひとりだったことは間違いありません。
バイエルンへのローンを経て完全移籍
昨季はバイエルン・ミュンヘンへシーズンローン。
当初の契約には一定の出場条件を満たした場合に発動する買取義務が設定されていましたが、その条件には到達せず、今夏チェルシーへ復帰していました。
バイエルンでは11ゴールを挙げ、ブンデスリーガとDFBポカールのタイトル獲得も経験しています。
そして今夏はシャビ・アロンソ監督のプレシーズンスカッドにも参加。
一時はチェルシー残留になる可能性もありましたが、ウェルベックやロジャース加入でその状況も変わりました。
チェルシーでスタメンを張るには心もとない決定力ですが、オプションとしては頼りになる存在だと思っていました。
新天地ではワトキンスの後任としてエイブラハムとポジションを争う形になるでしょう。
活躍を楽しみにしています。


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