出場選手
Millwall: 5-2-1-2: Sarkic; Norton-Cuffy (McNamara 88′), Leonard, Harding, Cooper, Bryan (Wallace 71′); Saville, Honeyman; Watmore (Esse 83′); Emakhu (Nisbet 83′); Bradshaw (Flemming 71′).
QPR: 4-3-3: Begovic; Kakay, Dunne (Cannon 63′), Clarke-Salter, Paal; Field, Dozzell, Larkeche (Dixon-Bonner 63′); Smyth (Adomah 79′), Dykes, Chair.
Referee: Thomas Bramall
Attendance: 17,432
感想
チェルシー対クリスタル・パレス戦の前日にチャンピオンシップのミルウォール対QPRの試合を観戦してきました。
どちらもロンドンのクラブでロンドンダービー。
場所は、ミルウォールのホームでザ・デンというスタジアム。
ボクシングデイで交通が制限されているからなのかわかりませんが、最寄り駅が閉鎖されていて、20分強歩いてスタジアムに向かいました。
警備のために馬にのった警官がいて、道路に馬糞が落ちているのは、なかなかの非日常感です。
余談ですが、26日のボクシングデイにロンドンに到着したのですが、ヒースロー空港から中心部にはエリザベスラインという新しい地下鉄ができて非常に便利になったものの、ボクシングデイで全休でした。
別の手段で行ったので倍くらい時間がかかりました。
行くまではミルウォールのことはほぼ知りませんでしたが、直前に調べてみたら凶暴なサポーターで知られていたようです。
スタジアム周りはショップと飲食店が少しあるコンパクトな作り。
スタジアムは古き良きイングランドサッカーのイメージ。
メインスタンドで見たのですが、基本的に周りは超ベテランサポーターが多く、危険な雰囲気は全く無く、アットホームで楽しい空間でした。
線審に観客がものを投げつけた疑惑があるようで、それだけが残念だった点。
チェルシー関係としては、ミルウォールの監督がエドワーズというアカデミーで結果を出し、ランパードのもとでアシスタントを務めた人物。
少し前にミルウォールで監督業を始めました。
エドワーズの監督就任に伴って、同じくチェルシーのアカデミーにいたマイヤーズをアシスタントとして連れて行っています。
選手では、チェルシーアカデミー出身のサヴィルが守備的MFとして健闘しています。
ジョシュなどと同年代の選手です。
QPRはベゴヴィッチが正GK。
クラーク・ソルターも元気にプレーできているようです。
試合内容はレベルが高い試合とは言えなかったです。
チャンピオンシップの20位vs22位とともに低迷しているチーム同士の戦いでした。
潰し合いが多く、ボールが飛んでいる時間が長いような試合。
ハーフタイムショーでのちびっ子リレー対決の方が、盛り上がったかもしれません。
監督交代後も勝てていない状況のためエドワーズには厳しい評価というのが現状のようで、内容を見ても苦しいなと。
戦力的にも1月の補強でやりたいことを実現できるような選手を集めないといけませんね。
試合内容は今ひとつでしたが、ミルウォールがごちゃごちゃしながらも2得点を上げて勝利。
どうやら3ヶ月ぶり以上のホーム勝利のようで、ミルウォールの勝ちが見られるなんて幸運だなと周りの老人たちに言われ、君が見に来てくれたからだと握手を求められました。
ミルウォールとしてはこの勝利を契機に浮上を狙いたいところ。
内容は今ひとつでしたが、スタジアムの雰囲気はとても良く、観戦したかいがありました。
年季の入ったサポーターが全力で楽しんでいる姿を見ることができるのはいいものです。
90分間でファッキンという言葉をこんなに聞いた(しかも老人が)のは、初めての体験でした。
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