Chelsea 【2-0】 Crystal Palace (2019.11.09 PL12節)

CHELSEA (4-2-3-1):
Kepa 6
James 7, Zouma 7, Tomori 7, Emerson 6.5
Kante 7, Kovacic 7
Willian 7.5, Mount 7 (Gilmour 87), Pulisic 7.5 (Hudson-Odoi 80); Abraham 7 (Batshuayi 73)
Subs: Caballero, Christensen, Giroud, Hudson-Odoi, Azpilicueta, Gilmour.
Scorers Abraham 52, Pulisic 78
Booked: Willian, Emerson, Kovacic
Lampard – 7
PALACE (4-5-1): Guaita 6, Ward 6 (Kelly 44, 6), Tomkins 6.5, Cahill 7, Van Aanholt 6; Townsend 6, Kouyate 6.5 (McCarthy 82), Millivojevic 6, McArthur (Schlupp 70, 6), Zaha 6; Ayew 6
Subs: Hennessey, Dann, Schlupp, Benteke, McCarthy, Kelly, Riedewald
Booked: Zaha
Hodgson – 5.5
Referee – Mike Dean – 6
Att: 40,525
MOM – Willian
(RatingはDaily Mailより)

Pulicic 2

 ケーヒルの凱旋試合は、エイブラハムとプリシッチのゴールで手堅く勝利しました。エイブラハムはこれで早くもリーグ戦の得点数を2桁に、プリシッチはリーグ戦5ゴール目としました。
 この試合はアスピリクエタに変わってジェイムスがリーグ戦初先発、サスペンションのジョルジーニョに替わってカンテが約1ヶ月ぶりに実戦復帰しました。
 前半は自陣に下がって堅く守るパレスに対して攻め手を欠き、ニューカッスル戦のようにどう攻略していくかが鍵になってくるかと思いましたが、後半の早い段階でコヴァチッチ、ウィリアン、エイブラハムの3人の華麗な崩しで点を取ることができてだいぶ気分的に楽になりました。
 パレスの攻撃に関してはほとんど脅威を作らせず、ハドソン・オドイへの交代直前にプリシッチがダメ押し点を決めて勝利は確実なものになりました。幸いにもジョルジーニョの不在をあまり感じさせず、最後にはギルモアをリーグ戦で初めて使う余裕がありました。
 リーグ戦で初先発になったジェイムスは期待通りの好パフォーマンスでした。まず、同サイドのザハには全くと言っていいほど何もさせず、守備面では合格。攻撃は得意の高精度クロスを上げる機会があまり多くなかったと思いますが、フィジカルを活かしてスルスルっとドリブル突破でアクセントをつけていました。また、中盤でもプレーできる器用さを持っていますので、アスピリクエタよりも中でボールをもらう場面もあったのかなと思いました。CLなどですでに十分通用する素質を見せているので、今後よりいっそう期待が高まるプレー内容でした。
 アスピリクエタに替わってキャプテンマークを巻いたのはウィリアンで、今季はアカデミー出身者の活躍が話題になりますが、今季のウィリアンはこれまでと違う印象を持ちますね。攻撃面では変わりは感じませんが、守備への切り替え時のスプリントや90分間走り回る姿はなかなか見られない光景でした。この試合ではイエローカードをもらったシーンが象徴的ですが、あそこまで全力で守備に戻るのはランパードのチームスタイルでもあるんでしょうが、中心選手としての本人の自覚を感じさせるものでした。今季はちょっと欠かせない選手だなと思いますね。契約延長も早く交渉が進んでくれるといいんですが。
スタッツ(チェルシー:パレス)
23 Shots 3
5 Shots on target 1
87% Pass Success  76%
54% Aerial Duel Success 46%
14 Dribbles won 13
18 Tackles 20
60% Possession 40%
595 Total Passes 391
22 Crosses 7
1 Through Balls 1
52 Long Balls 51
520 Short Passes 332
パス本数トップ3
コヴァチッチ 95
トモリ 83
ズマ 78

11.09 PL Palace 3

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