チェルシーは、DFトシン・アダラビオヨ(28歳)がトッテナムへ完全移籍したことを正式に発表しました。
2024年夏にフラムからフリーで加入したトシンは、チェルシーで2シーズンを過ごし、公式戦70試合に出場して7得点。
カンファレンスリーグ、クラブワールドカップのタイトル獲得にも貢献しました。
移籍金は£10mにアドオン£2mとされています。
2024年夏にフラムとの契約満了に伴うフリー移籍で獲得した選手だけに、チェルシーとしては約2年間在籍させて移籍金を得る形となりました。
スパーズへの珍しい直接移籍
今回の移籍で特に注目されるのが、チェルシーからスパーズへの直接移籍という点です。
両クラブはロンドンのライバルとして長い歴史を持ち、トップチームの選手が直接移籍するケースは非常に珍しいものとなっています。
前例としては、2009年1月にクディチーニがチェルシーからトッテナムへ移籍。
それ以来、17年以上にわたってトップチームの選手が直接移籍することはありませんでした。
さらに今回の移籍市場では、ムドリクもローン移籍。
同じデッドラインデーにチェルシーから2人の選手がスパーズへ向かうという、非常に珍しい展開になりました。
2024年にフラムからフリー加入
トシンは2024年夏、フラムとの契約満了後にチェルシーへ加入しました。
移籍金は発生せず、フリーエージェントとしての獲得。
当時26歳で、すでにプレミアリーグで豊富な経験を持っていたことから、若い選手が多かったチェルシーの守備陣に経験を加える存在として期待されました。
トシンはマンチェスター・シティのアカデミー出身。
ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン、ブラックバーンへのローンを経て、2020年にフラムへ完全移籍しました。
フラムでは4年間で公式戦132試合に出場。
チェルシーでは公式戦70試合7得点
トシンは2シーズンで公式戦70試合に出場して7得点を記録しました。
2024-25シーズンは公式戦41試合に出場して5得点。
加入初年度からセンターバックのローテーションに加わり、国内大会だけでなく欧州でも重要な役割を担いました。
翌2025-26シーズンも公式戦29試合に出場して2得点。
レギュラーという立場ではありませんでしたが、チーム最年長として引っ張っていくことを期待されていました。
196cmというサイズを生かした空中戦だけでなく、セットプレーから得点できることも大きな特徴。
昨季は出場機会が減少
2025-26シーズンになると状況は少しずつ変化しました。
プレミアリーグでは16試合の出場にとどまり、そのうち途中出場も多くなりました。
ミスがしばしば見られ、トシンの序列は徐々に低下。
今シーズン開幕後もリーグ戦で先発機会を得られておらず、移籍市場終盤には退団候補の一人として名前が挙がっていました。
チェルシーで活躍できたとは言えませんが、パーマーの親友ということを含め、ロッカールームでは一定の役割は果たしたと言ってもいいかもしれません。



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