アストン・ヴィラからセットプレーコーチのオースティン・マクフィーを招聘へ

チェルシーニュース26-27

チェルシーが、アストン・ヴィラでセットプレーコーチを務めてきたオースティン・マクフィー(46歳)を招聘する見込みとなりました。

マクフィーはすでにヴィラのスタッフへ別れを告げており、シャビ・アロンソ監督率いるチェルシーのコーチングスタッフに加わる方向で話が進んでいるとされています。

現時点でチェルシーから正式発表はありませんが、新シーズンに向けたコーチング体制の再編が、さらに進められているようです。

アストン・ヴィラのセットプレーを支えたマクフィー

スコットランド出身のマクフィーは、現役時代にアメリカやルーマニア、日本(デンソーサッカー部)などでプレーした経験を持つ指導者です。

引退後はセント・ミレンやハーツ、北アイルランド代表などでコーチを歴任。

北アイルランド代表では、オニール監督のもとでセットプレーを担当し、緻密な分析と独創的なルーティンによって評価を高めました。

その後は、セットプレーへのデータ活用で知られるデンマークのミッティランでも専門コーチを務めています。

2021年8月には、ディーン・スミス監督が率いていたアストン・ヴィラの専門セットプレーコーチに就任しました。

スティーヴン・ジェラード監督、ウナイ・エメリ監督への交代後もクラブに残り、約5年間にわたってセットプレー部門を担当してきました。

特にエメリ監督のもとでは、分析に基づいて相手の守備の弱点を突くコーナーキックやフリーキックを設計。

ヴィラがプレミアリーグだけでなく、欧州の舞台でも競争力を高めるうえで重要な役割を果たしたと評価されています。

ヴィラは2025/26シーズンにセットプレーからリーグ最多となる29得点を記録。

マクフィーは、ヴィラの攻撃力を支えたスタッフの一人として高く評価されていました。

ポルトガル代表でもコーチを担当

マクフィーはクラブチームだけでなく、代表レベルでも豊富な経験を持っています。

北アイルランド代表では、EURO2016本大会出場に貢献。

その後はスコットランド代表のアシスタントコーチも務めました。

2025年2月からは、ロベルト・マルティネス監督が率いるポルトガル代表のアシスタントコーチにも就任。

ヴィラでの仕事と並行しながら、代表チームでも戦術面やセットプレーに関わってきました。

クラブと代表の両方でトップレベルの経験を積んできた点も、チェルシーがマクフィーを高く評価した理由の一つと考えられます。

ベルナルド・クエバは舞台裏の分析担当へ

マクフィーの加入に伴い、これまでチェルシーのセットプレー部門を率いてきたベルナルド・クエバ(38歳)は、役割を変更する見込みです。

クエバは2024年夏にブレントフォードからチェルシーへ加入。

マレスカ、ロシーニアのもとで、攻守両面のセットプレーを担当してきました。

しかし、数日前の報道では、クエバは今後、トレーニングや試合当日のベンチから離れ、より舞台裏での分析を中心とした役割へ移るとされています。

新たな役職は「セットプレーアナリスト兼アドバイザー」、または「テクニカルアナリスト」と報じられており、対戦相手の分析、データの整理、セットプレー戦術の準備などを通じてチームを支えることになるようです。

クラブ関係者は、この変更を降格人事とは捉えておらず、クエバは引き続きチェルシーの分析部門で重要な役割を担うとされています。

マクフィーとクエバによる役割分担か

今回の変更によって、マクフィーがトレーニング場や試合当日の現場でセットプレーを直接指導し、クエバがデータ分析や対戦相手のスカウティングを舞台裏から担当する体制になる可能性があります。

つまり、クエバを完全に入れ替えるのではなく、それぞれの強みを生かしてセットプレー部門を細分化する狙いがあるのかもしれません。

シャビ・アロンソ監督のスタッフには、レアル・ソシエダB、レヴァークーゼン、レアル・マドリード時代から同監督を支えてきたパリージャも加わっており、パリージャもセットプレーに関する知識を持つコーチとされています。

マクフィー、クエバ、パリージャがどのように役割を分担するのかは、正式発表後に注目すべきポイントとなりそうです。

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