出場選手とレーティング
レーティングは90minより
チェルシー
Chelsea (4-2-3-1):
Sanchez 8.2
Gusto 5.9 (Fernandez 55 6.4), Fofana 6.4, Chalobah 7.1, Cucurella 6.6
James (c) 7.5, Caicedo 8.1
Neto 6.9, Palmer 6.7 (Santos 80 6.3), Garnacho 7.4
Joao Pedro 7.9
Unused subs: Jorgensen, Badiashile, Tosin, Acheampong, Hato, Buonanotte, Guiu
Scorers: James 49, Joao Pedro 67
Booked: Sanchez 7, Garnacho 27, Gusto 45, Maresca 59, Caicedo 70, Santos 82, Joao Pedro 83
ニューカッスル
Newcastle United (4-3-3): Ramsdale; Miley, Schar, Thiaw, Hall; Guimaraes (c), Tonali, Ramsey (Willock 89); J Murphy (Elanga 71), Woltemade (Wissa 71), Gordon (Barnes 71)
Unused subs: Ruddy, A Murphy, Joelinton, Shahar
Scorer: Woltemade 4, 20
Booked: Schar 61, Wissa 77, Hall 86
Referee: Andy Madley
マン・オブ・ザ・マッチ

(PL公式よる投票結果)
スタッツ
ニューカッスル→チェルシーの順
基礎情報



パス情報
28 Crosses 16
2 Through Balls 1
46 Long Balls 55
320 Short Passes 379
パス本数トップ3
- カイセド 55
- ジェイムス 50
- フォファナ 48
基本ポジション

感想

前半は圧倒されましたが、後半に持ち直してドロー決着。
アウェイニューカッスル戦で2点差を追いつき、逆転できる可能性さえあったことはポジティブに捉えたいです。
カップ戦からはカイセド以外は総入れ替え。
パーマーが先発し、エンソはベンチに。
前半はほとんどいいところなく、ニューカッスルに圧倒されました。
ホームでの熱量を受けてニューカッスルがタフな強度で戦ってきた中、受け身の姿勢を覆すことができず。
開始4分で失点。
フォファナが持ち上がりに失敗しボールを奪われ、先制点をプレゼントしてしまいました。
追加点もその後、早い段階で与えてしまいます。
セットプレーからヴォルテマーデにうまく合わせられて20分で2点差を追う展開。
さすがにここから切り替えてリズムを取り戻さなければなりませんが、前半は厳しかったです。
ニューカッスルのハイプレスに苦しんでビルドアップができず、ロングボールを前線に入れて打開策を図りますが、こぼれ球はほとんどニューカッスルボールに。
相手陣内で危険なシーンを作ることができずに45分間で枠内シュートはゼロ。
逆にニューカッスルには何度もチャンスを与え、3点目を与える可能性が十分にありました。
幸い決定的な3点目が取られてなかったことが、後半の巻き返しにつながりました。
難しい前半の中で後半頭からのメンバー交代はなし。
特に大きな変更はありませんでしたが、浮足立った前半とは異なり、集中してゲームに入ります。
開始早々にFKを獲得すると、ジェイムスがとんでもないキックで直接決めました。
1点をすぐに返したことで反撃開始。
ギュストに替えてエンソを投入し、ジェイムスをライトバックにスイッチ。
エンソが入ったことで前線への飛び出しも増え、ククレジャが攻撃参加に絡む場面も増えました。
同点ゴールはサンチェスのキックから。
ジョアン・ペドロが相手DFと1対1の局面で巧みにかわして抜け出し決めました。
ハーフタイムでサンチェスとこの展開を話し合っていたようです。
ジョアン・ペドロは体のキレがだいぶ戻ってきており、この試合も得意の反転が何度か見られました。
うまいゴールで追いつき、逆転の機運が高まりました。
その後は一進一退の展開。
過密日程の中の試合とは思えない激しい展開が続きました。
チェルシーは特にガルナチョに何度かシュートの場面がありましたが、この日のガルナチョのシュートは精度を欠きました。
少なくとも1点は取らなければならなかったと思いますし、ここで決められる選手にならなければなりません。
一方で勝ち越し点を許しそうな場面も何度かありましたが、この試合でも世界屈指の選手であることを証明したジェイムスがスーパーなスライディングを見せたり、サンチェスの好セーブだったりでしのぎました。
結果としては、互いに痛み分けのドロー。
チェルシーとしては前半の最悪のパフォーマンスで2点リードを奪われ、苦手のセント・ジェームズ・パークでドロー決着に持ち込めたことは悪くない結果。
前半立ち上がりの安易な失点さえなかったらとも思いますが、評価に値するだけの後半のパフォーマンスでした。
次は1週間後にホームでヴィラ戦。
ここで勝てるかどうかが今月のターニングポイントか。
今年も嫌な12月となってしまうか、それとも今年は違う年なのかをはかる非常に重要な一戦となります。
次の試合
28日(日)2時半キックオフでアストン・ヴィラ戦(H)


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