出場選手とレーティング
レーティングは90minより
チェルシー
Chelsea:
Sanchez 8.5
Gusto 7.8 (Lavia 76 6.1), Fofana 7.7 (Tosin 89), Chalobah 7.3, Cucurella 7.6
Caicedo 8.3, James (c) 7.5
Neto 6.7 (Estevao 85), Enzo 7.4, Garnacho 7.3 (Gittens 66 6.2)
Joao Pedro 8.3
Subs not used: Jorgensen, Acheampong, Hato, Andrey Santos, Guiu
Scorers: Joao Pedro 34
Bookings: Chalobah 45+4, Enzo 68
スパーズ
Tottenham: Vicario; Porro, Danso (Romero 59), de Ven, Spence; Bentancur (Richarlison 59), Palhinha, Bergvall (Simons 7, Odobert 73); Kudus, Sarr; Kolo Muani (Johnson 73)
Subs not used: Kinsky, Udogie, Tel, Scarlett
Bookings: Bentancur 45+4, Danso 47, Simons 59, Kudus 74
Referee: Jarred Gillett
VAR: Craig Pawson
Attendance: 61,202
マン・オブ・ザ・マッチ

(PL公式よる投票結果)
スタッツ
スパーズ→チェルシーの順
基礎情報



パス情報
17 Crosses 13
0 Through Balls 1
53 Long Balls 58
337 Short Passes 370
パス本数トップ3
- ジェイムス 50
- ククレジャ、エンソ 46
- チャロバー 44
基本ポジション

感想

攻守に強度高く、スパーズを完封。
フィニッシュの場面以外は、ほぼ完璧な試合で会心の勝利でした。
カップ戦からは再び10枚変更。
ギュストのみ引き続き先発。
強度を高める試合仕様のギュストとジェイムスを併用する形で、今回はジェイムスが中盤。
センターバックはチャロバーとフォファナが先発し、右にフォファナ、左がチャロバー。
ウイングはよりハードワークができるネトとガルナチョを起用。
立ち上がりこそややビルドアップに苦戦する時間がありましたが、右のネト、左のエンソとガルナチョのコンビにボールが繋がるようになってからは、チェルシーのリズムが少しずつ生まれてきました。
特にエンソは守備でもハードでしたが、攻撃のスイッチを入れる役割として大きな活躍を見せました。
ガルナチョとの連携からチャンスを作り出し、次第にチェルシーがペースを握っていきます。
ジョアン・ペドロに訪れた最初の決定機は逃しましたが、前線からのハイプレスでカイセドがファン・デ・フェンを潰し、奪ったボールをジョアン・ペドロに渡してチェルシーが先制。
カイセドのいつものようにスーパーなプレーで重要なゴールが生まれました。
ジョアン・ペドロにとっても嬉しい久々のゴール。
先制後もチェルシーがハイプレスでスパーズを抑え込みました。
最終ラインに入ったフォファナが後ろから強く潰し、クドゥスに対してはククレジャが完璧な対応でチャンスを作らせず。
カイセド、ジェイムス、エンソの中盤3枚は最高のパフォーマンスで、中盤を制しました。
文句無しの内容で最初の45分を終えました。
残り45分の内容については、ここ最近低パフォーマンスが続いていただけに懸念していました。
しかし、前半のパフォーマンスを緩めることなく、後半も素晴らしかったです。
全員がハードワークを続けました。
繋いでの攻撃もあれば、サンチェスのフィードを活かした一発の裏抜けの展開もあり、多様な攻撃を実施。
守備においても安定していましたし、セットプレー時はサンチェスのハイボール処理が見事でした。
失点が続いているロングスローに対しても対応策を考え、純粋な守備での対応に留まらず、前に3枚人を残すことで相手の攻撃の枚数を減らすという思い切った策。
一度危うい場面はありましたが、概ね十分な対応だったと思います。
途中からはギュストを替えてラヴィアを投入し、ジェイムスをライトバックにスイッチし、中盤の強度を保ち、最後までスパーズにやりたい攻撃をさせませんでした。
スパーズのゴール期待値は0.05ということからわかるようにチャンスはほぼなし。
一方、チェルシーは2.92だったので、決定機を外しすぎました。
追加点を決められればもっと楽な試合にできたため、ジョアン・ペドロやギッテンスのゴール前でのチャンスは決めなければなりませんでした。
サンダーランド、ウルヴス相手に不甲斐ない試合を見せたため、強いチェルシーを見せられ、満足な試合でした。
ただ、強豪相手にはかなりやれるだろうことはある程度想像できてはいました。
この試合をできるからこそ、不用意な勝ち点の取りこぼし、引いた相手への攻略については考えなければなりません。
とはいえ、大きな自信になる快勝でしたので、この勝利の余韻をを少し味わいたいと思います。
次の試合
6日(木)2時45分キックオフでカラバフ戦(A)



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