出場選手とレーティング
レーティングは90minより
チェルシー
Chelsea:
Sanchez 6.8
Gusto 8.0, Acheampong 6.7 (Hato 67 6.5), Badiashile 7.0 (Lavia 55 6.9), Cucurella 8.4
James (c) 7.8, Caicedo 8.1
Pedro Neto 6.9 (Estevao Willian 75 7.7), Fernandez 7.4, Garnacho 7.5 (Gittens 75 6.3)
Joao Pedro 6.2 (Guiu 75 5.8)
Chelsea substitutes: Jorgensen, Slonina, Emenalo, Buonanotte
Goalscorers: Caicedo 14, Estevao 90+6
リヴァプール
Liverpool:
Mamardashvili 6.5; Bradley 6.0 (Wirtz 46 6.2), Konate 6.6 (Jones 56 6.0), van Dijk 6.3, Kerkez 6.4 (Robertson 55 6.5); Gravenberch 6.6, Mac Allister 6.8 (Endo 86), Szoboszlai 7.1; Salah 6.3, Isak 6.9 (Ekitike 74 6.2), Gakpo 8.0
Liverpool substitutes: Woodman, Frimpong, Gomez, Chiesa
Goalscorers: Gakpo 63
Booked: Bradley 34, Szoboszlai 79,
マン・オブ・ザ・マッチ

(PL公式よる投票結果)
スタッツ
チェルシー→リヴァプールの順
基礎情報



パス情報
20 Crosses 11
1 Through Balls 8
68 Long Balls 41
440 Short Passes 405
パス本数トップ3
- ジェイムス 61
- ギュスト 54
- カイセド 50
基本ポジション

感想

エステヴァンのAT劇的弾でリヴァプールを撃破!
選手・スタッフの盛り上がり、スタジアムの雰囲気と最高でめちゃくちゃ面白い試合でした。
怪我人続出で苦境に陥っている状況の中、この勝利は本当に大きい一勝です。
CLからは3枚への変更。
ジェイムス、アチェンポン、ジョアン・ペドロがスタメンに。
緊急事態のセンターバックはアチェンポンとバディアシルのペアで挑むことに。
強豪相手時のジェイムス中盤起用かと思いきや、ギュストが中盤でプレーというサプライズ。
右インサイドで攻撃時には裏抜けなど走力を活かした新たな起用。
9番はフィットネスに問題を抱えているジョアン・ペドロを起用。
前半はチェルシーのゲーム。
立ち上がりこそリヴァプールに押し込まれる場面がありましたが、チェルシーの前線からのマンツーマン気味の守備がはまって、チェルシーが思い描くプランで進めることに成功。
まずは、開始から15分でカイセドのスーパーミドルで先制に成功。
アリソンに代わったママルダシュヴィリのパスが繋がらなかったことによるスローインを起点に、カイセドが見事なゴールを決めました。
カイセドも怪我を抱えながらのプレーだそうですが、それを全く感じさせず、むしろ万全でなくてもこのプレーを見せ続けられるカイセドの化け物具合に驚くばかり。
得点後もサラーのプレスが弱いチェルシーの左サイドを中心にボールを運んで、ゲームを作っていました。
引き続きの先発だったガルナチョも非常にいいプレーを見せ、ククレジャとの連携からチャンスを演出しました。
懸念のセンターバックペアは、不安を消し飛ばす高パフォーマンスでした。
バディアシルはCLでのプレーでも安定感があり大丈夫かなと思っていましたが、この日も抜群のプレー。
不安なアチェンポンはいい方向にその大胆さが現れ、積極的な潰しとボール運びでした。
想像以上にいいパフォーマンスでチェルシーが前半を終えました。
後半はリヴァプールがヴィルツを入れ、ソボスライをライトバックに移動させチェルシーの左サイドを対策。
また、高パフォーマンスを見せていた両センターバックがそれぞれ負傷離脱するアクシデントが発生し、チェルシーのペースが崩れていきます。
バディアシルが55分で離脱し、ジェイムスが右CBになり、ラヴィアを中盤に投入。
直後にリヴァプールに中を崩されて、同点に追いつかれます。
バディアシルがいたら・・・と思った失点でした。
不運は更に続き、アチェンポンも65分頃に負傷離脱。
ハトを投入し、ジェイムスとのセンターバックペアに。
リヴァプールの勢いが増し、苦しい展開に陥ってしまいました。
75分に全線3人を入れ替え、エステヴァン、ギッテンス、そして今季初出場となるギウを投入。
この投入で流れを変えることに成功。
ギウが前線で鬼プレスを行い、ウイングにはより1対1に強い選手が入ったことで、仕掛けのシーンが増えました。
また、ラヴィアがプレスを一気に剥いでボールを展開できるため、中盤も強化されていました。
あとわずかという場面は何度か生まれ、ただゴールは入らず、勝てる試合で2ポイント失うのかと思いましたが、最後の最後で最高のゴールが生まれました。
エンソのパスに抜け出したククレジャからエステヴァンに見事なクロスが入り、エステヴァンがチェルシー初ゴールを決めました。
その前にはギウがククレジャのクロスの軌道を作るためにファン・ダイクなどを引き付けていました。
エステヴァンのゴールですごい雰囲気になり、マレスカもモウリーニョを思い出させる喜びよう。
その後、マレスカは退場になってチェルシーの連続退場記録が続いてしまったのには笑いました。
エステヴァンの劇的ゴールで勝利し、選手・スタッフ・サポーターと喜びを爆発させ、最高の熱気となりました。
この勝利の勢いはそのまま次の試合に持っていきたいところですが、インターナショナルブレイクが入ります。
ちょっと残念ではありますが、怪我人も何人かこれで戻ってこれるはず。
また、負傷離脱したアチェンポン、バディアシルともに軽度だったようなので問題なさそうです。
苦しいチーム事情の中、リーグチャンピオン相手の勝利は大きな自信になり、代表戦後のリーグ戦が楽しみです。
エステヴァンもこのゴールでさらにチェルシーでの活躍が増えてきそうです。
次の試合
18日(土)20時半キックオフでノッティンガム・フォレスト戦(A)




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