チェルシー【0-0】クリスタル・パレス(2025.08.17 PL1節)

試合結果25-26

出場選手とレーティング

レーティングは90minより

チェルシー

Chelsea:
Sanchez 7.8
James (c) 7.9 (Gusto 79 6.1), Acheampong 7.4, Chalobah 7.6, Cucurella 7.2
Caicedo 7.5, Enzo 6.7 (Andrey Santos 79 6.0)
Neto 7.3, Palmer 6.5, Gittens 7.0 (Estevao 54 6.5)
Joao Pedro 5.8 (Delap 74 6.0)

Subs not used: Jorgensen, Fofana, Hato, Essugo, George

Bookings: James 24, Estevao 73

Crystal Palace: Henderson; Munoz, Richards, Lacroix, Guehi (c), Mitchell; Hughes (Lerma 70), Wharton; Sarr, Eze (Devenny 84); Mateta

Subs not used: Benítez, Clyne, Sosa, Cardines, Rak-Sakyi, Esse, Edouard

Bookings: Munoz 28, Mateta 33, Hughes 49




Referee: Darren England
Attendance: 
39,678

マン・オブ・ザ・マッチ

(PL公式よる投票結果)

スタッツ

チェルシー→クリスタル・パレスの順

基礎情報

71.5% Possession 28.5%
1.6 XG 0.66
19 Total Shots 11
3 Shots On Target 4
11 Corners 2
4 Saves 2

19 Total Shots 11
3 Shots On Target 4
7 Shots Off Target 3
3 Shots Inside the Box 1
8 Shots Outside the Box 7
0 Hit Woodwork 0
1 Big Chances Created 1
29 (21%) Total Crosses (% Completed) 11 (9%)

568 (90%) Total Passes 226 (74%)
49 (43%) Long Passes (% Completed) 43 (42%)
4 (25%) Through Balls 1 (0%)
763 Touches 410
31 Touches in the opposition box 8

6 (46%) Tackles Won 13 (81%) 
14 Blocks 14
11 Interceptions 7
19 Clearances 41
4 Saves 2

24 Total Dribbles 7
12 Successful Dribbles 5
52 Duels Won 47
17 Aerial Duels Won 16
101.1km Distance Covered 105.19km

0 Red Cards 0
2 Yellow Cards 3
10 Fouls 12

パス情報

29 Crosses 11
4 Through Balls 1
47 Long Balls 43
519 Short Passes 184

パス本数トップ3

  1. チャロバー 101
  2. アチェンポン 93
  3. ジェイムス 70

基本ポジション

感想

リーグ開幕戦はクリスタル・パレスを攻略できずにスコアレスドロー。

理想的なスタートを切ることはできませんでしたが、CWCの影響で最小限の準備しかできていない中、クリーンシートで終えられたことにはポジティブな評価をしたいと思います。




プレシーズンマッチのミラン戦とほぼ同様のメンバー。

トレーニングで怪我をしたトシンに代わってアチェンポンが出場した点のみが変更箇所。

アチェンポンが右CB、左にチャロバー。

攻撃時はアチェンポンがCCBの役割を担いました。

基本的にはカイセドがアンカーで、右インサイドにエンソ、左にククレジャ、トップ下にパーマー。

新加入のギッテンスは左ウイングに入りました。



ホームのいい雰囲気をエネルギーにチェルシーが立ち上がり攻勢に。

序盤は左のギッテンスなど仕掛けられるチャンスがあり、CKを何度も得ていました。

ただ、コルウィル不在で懸念となっているCCBに入ったアチェンポンのパスが奪われたことを起点とし、パレスの攻撃を受けファールでククレジャが対応。

そのFKをエゼに強烈に叩き込まれ早々に失点しましたが、VARにより壁の中でファールがあったということで救われました。


その後はパレスの方が思惑通りのゲーム運びとなります。

パレスのオーガナイズされた守備組織を攻略することに苦慮。

最終ラインからボールを前に付けることがほとんどできず、ジョアン・ペドロやパーマーだけではなく、ウイングが外から仕掛けられるボールもほとんど供給出来ません。

いいところでボールを持てなくなり、ネトは何とか突破を試みていましたが、ギッテンスは存在感が消えました。

ククレジャが下りて変化を生み出そうとしていましたが、前半は攻め手に欠けました。


後半も基本的な構造は変わらず。

パレスの体力が落ちてくるに連れて、チェルシーにもチャンスは出てきましたが、多くの攻略は困難でした。

エステヴァン投入後に、右サイドから個人の力で何かしようとしていたり、途中から入ったデラップも変化を生み出していました。

終盤はエステヴァンやアンドレイ・サントスに決定機が訪れ得点の可能性もありましたが、90分を通してパレスの組織立った守備を壊す場面は少なく、ドローが妥当な結果とも言えそうです。




シーズン前の準備期間が少く、またディフェンスの怪我人続出で苦しい序盤が予想される中、結果は悪くないと思います。

コルウィルの代わりを務めたアチェンポンは収穫、課題ともにあった試合。

決定的なパスミスが2度、マテタとのフィジカル勝負には苦戦しましたが、得意の持ち運びとスピードを活かした守備は見せられました。

1番後ろからのパス出しはミスを除けば無難な内容。

チャロバーも含めてこの試合のセンターバックは、守備は上々の評価ですが、球出しは厳しいなという印象で、コルウィルがいれば違う攻撃パターンができただろうと思いました。

補強がどうなるか次第ですが、持っている能力を考えれば、アチェンポンの成長にかけるというのも選択肢としてはあるかもしれません。

その場合には失点、勝ち点を失う試合もありそうなのでしばらく我慢するのか、それとも即戦力を確保してより上位を狙うこととするか。

残り2週間でどうなるでしょう。

次の試合

23日(土)4時キックオフでウェストハム戦(A)

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