Chelsea【2-2】Wrexham (2024.07.24 PSM)

試合結果24-25

出場選手とレーティング

レーティングはfootball.londonより

1st

Robert Sanchez 6
Reece James (C) 7, Benoit Badiashile 6, Tosin Adarabioyo 6, Levi Colwill 6
Romeo Lavia 6, Carney Chukwuemeka 6, Christopher Nkunku 8; Noni Madueke 6, Marc Guiu 6, Tyrique George 7

2nd

Lucas Bergstrom 6
Malo Gusto 6, Josh Acheampong 5, Ben Chilwell 5, Wesley Fofana 5
Andrey Santos 6, Lesley Ugochukwu 7
Angelo 7, Raheem Sterling 6, Armando Broja 6

Unused substitutes: Eddie Beach, Renato Veiga

Goals: Nkunku 35, Ugochukwu 82


Wrexham: Okonkwo; Cleworth, Brunt, O’Connor, Bolton; Jones, Dobson, Lee, Revan; Palmer, McClean

Substitutes: Howard, Burton, Boyle, Barnett, James, Forde, Evans, Ashfield, Cannon, Davies, Bickerstaff, Waters, Dalby, Marriott

Bookings: Dobson 23

Goals: Bolton 58, Marriott 71

感想

マレスカ新体制での本格始動となった一戦はシステム含め、昨シーズンからの変化がすでに見られました。

うまくいっていたとは流石に言えませんが、今後何試合かをするうえで、開幕の段階でどの程度まで向上できるかです。



システムは予想されていたように、ボール保持時に右サイドバックが中に入る形となっており、右SBのジェイムスが中盤になり、右CBがトシン、中央にバディアシル、左CBがコルウィル。

ラヴィアとジェイムスが6番で、チュクエメカとエンクンクが8番。

右でマドゥエケが、左でジョージが幅を取ります。

CFがギウ。

トシンとギウが移籍後初先発で、サンチェスやラヴィアが久々の復帰。

ディサシやKDH、ムドリクは遠征メンバーでしたが、欠場。



ほとんどチェルシーがボールを保持していましたが、前の5人にはなかなかボール入らず、テンポが出ない時間が続きました。

しかし、途中からコルウィルからギウへのミドルパスだったり、エンクンクやサイドにボールが入り始めると、攻撃にも少し厚みが出ました。

先制点はセットプレーからジョージのミドルシュートがコルウィルに当たりこぼれたところをエンクンクが決め、マレスカ体制での初ゴールとなりました。

マドゥエケのサイドから攻略があったり、前半中盤過ぎからは悪くない内容だったと思います。



前半印象的だったのは、ラヴィアとギウ。

ラヴィアはこの試合のMVP級の活躍だったと思います。

守備では広範囲をカバーし、素早くボールを散らしたり持ち運んだりと、今季は期待できそうなパフォーマンス。

昨シーズンはほぼ棒に振ったシーズンだけに、今季の挽回が期待されます。



ギウは加速スピードが予想以上にあるようで、裏抜けを試みチャンスを作りました。

また守備時の追いかけも精力的で、前線から素晴らしい守備を見せました。



後半からは10人入れ替え。

GKをベルグストローム、右CBにアチェンポン、中央にフォファナ、左CBにチルウェル。

中盤は低い位置にギュストとサントスが入り、前目でウゴチュクとチュクエメカ。

右にアンジェロ、左にスターリングで中央がブロヤ。

フォファナが約1年ぶりに復帰しました。

チュクエメカのみフル出場し、出場がなかったのはビーチとヴェイガの2人。




後半はあまりいい場面が少なかったです。

両翼のアンジェロ、スターリングは場面場面でいいプレーがありましたが、ブロヤになかなかボールが入りませんでした。

失点シーンはいずれも失い方が悪く、素早くゴールまで持っていかれてしまいました。

1失点目はウゴチュクがボールを奪われ、2失点目はアチェンポンが持ちすぎてしまいました。

それでもウゴチュクのゴールによってドローに追いつきました。



プレシーズン初戦でマレスカがやりたいことはある程度見えた試合でした。

偽SBのシステムがどれくらい機能していくかですね。

ジェイムス、ギュストがプレーしましたが、それぞれの良さが十分に発揮できていないので、本人、周りを含めて適応が必要です。

また、このシステムではチルウェルの使い方も難しいかなという印象。



カイセドはすでに同行しているため、次の試合から出場があるかもしれません。

メンバーもどんどん戻り、内容も改善されていくでしょうから今後に期待しています。

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